【誰でもわかる】しめ縄の意味や飾る理由!しめ飾りとの違いも解説

しめ縄

お正月になると街中ではよくしめ縄やしめ飾りを見かけますよね。
様々な場所にしめ縄が付いていますが、みなさんはしめ縄の意味をご存じでしょうか?
またしめ縄を飾っている方の中にも何となく飾っている方はいませんか?

この記事を読めば、しめ縄本来の意味やなぜ取り付けるのかがわかります。
せっかく飾るのならしっかりと意味を知ってからの方が神様に対しても失礼がいないですよね。
またしめ縄に対しても愛着がわくはずです。
皆さんが意外と知らないしめ縄の意味を徹底的に解説します。

この記事を書いているのは創業110年のしめ縄製造販売店の株式会社縄忠です。
年間800本以上の販売実績あり、しめ縄に関してはプロです。

【誰でもわかる】しめ縄の本来の意味を解説

ズバリ、しめ縄は神様のいる場所(聖域)とその外を区別するために張られるものです。

つまりしめ縄が付いているところから神聖なところですよという目印みたいなものなのです。

しめ縄が神の領域と現世を隔てる結界となり、その中に不浄なものが入らないようにする役目も果たしているのです。

起源は古事記にかかれている

古事記は日本で一番古い歴史書です。
そこには天岩戸にこもっていた天照大神を神々が連れ出した際、二度と戻れないように岩戸にしめ縄を張ったとされています。
しめ縄の「しめ」には神様の占める場所という意味があるといわれています。

しめ縄の形は何を表しているの?

一口にしめ縄といっても様々な形があります。
今回は最も一般的な神棚に飾るごぼう締め型(大根締め)で説明しましょう。

しめ縄 ごぼう締め型

しめ縄の本体は雲を意味します。
またギザギザの紙垂(しで)は雷を意味します。
下記写真のようなわらの束になった垂(〆の子)を付ける場合もありますがこちらは雨を表しています。

しめ縄 垂

しめ縄は神社に奉納されていました。
そのしめ縄の形自体に意味を持たせ、雲・雷・雨を表現し五穀豊穣を願ったとされます。

地方によってさまざまな形がありますが、それぞれに思いが詰まっているんですね。
神社などに行った際は、この形は何を表しているんだろうと考えながらしめ縄を見てみるのも面白いかもしれません。

飾る場所によって意味が違う?みんなが知らないしめ縄を飾る意味

まずしめ縄と同じ意味で「しめ飾り」という言葉使う方がいらっしゃいますが、「しめ縄」と「しめ飾り」はちょっと意味が違います。

しめ縄は聖域と現世との境界線・結界という意味です。
しめ飾りはしめ縄に縁起物などを取り付け装飾したものをです。

しめ飾り 玉飾り

こちらは玉飾りと呼ばれるもので、お正月に玄関に飾るものです。
こちらの飾りにも様々な意味が込められています。

  • 橙   代々子孫が反映しますように
  • 裏白  表裏のない、清廉潔白を表す
  • エビ  長寿、不老不死
  • 昆布  よろこぶに通じる縁起物

このように、豪華に見せるだけでなくそれぞれ意味があって飾り物を付けているのです。
いまでは現代的でおしゃれなものもだいぶ増えてきました。

しめ飾りはいわゆる年神様をお迎えするための目印になるものなのです。
しめ飾りがある家は、年神様をお迎えする準備ができており、神聖な場所であるとされます。
お正月には玄関等に飾り、しっかりと年神様をお迎えしましょう。

このように「しめ縄」と「しめ飾り」は意味が違い、飾る場所も違います。

しめ縄   神聖な場所・結界という意味

しめ飾り  年神様をお迎えする目印

よって「しめ飾り」はお正月限定で玄関飾りますが、「しめ縄」は鳥居や神棚に一年中かけておくものになります。

しめ飾りはいつからいつまで飾るの?

門松やしめ飾りといった正月飾りは、冬至を過ぎてから年内に飾りましょう。
ただし、29日と31日は避けましょう。
29日は「二重苦」を連想し苦飾りと呼ばれ、31日は「一夜飾り」と呼ばれ神様に対して失礼に当たります。

取り外しは、一般的に「松の内」と呼ばれる1月7日です。
こちらは地域によって違います。
関西では1月15日になるので、その地域で確認しましょう。

取り外したしめ飾りはどうするの?

取り外したしめ飾り等は、半紙などに包み神社にもっていきどんど焼き(左義長)にて焼いていただきます。
神社によってはしめ縄の引取をしていない場合もあります。
問い合わせれば教えてます。

ご家庭で処分する場合は地域のルールに従って処分しましょう。
プラスチックなどが付いているものは取り外し、燃えるゴミ・燃えないゴミに区別します。
その際、塩を振ってお清めしてから処分した方がいいでしょう。

いかがだったでしょうか。
しめ縄の歴史から意味、しめ飾りとの違いや飾る期間などを解説していきました。

しめ縄には深い歴史があり、それぞれに意味があって現代まで残っています。
神社や神棚などに飾ってあるしめ縄に少しでも愛着を持っていただけたらと思います。